仕事を辞めたいけど怖い・言えない!仕事を辞められる対処法
仕事を辞めたいけど言えない、怖いと感じる

仕事を辞めたいけれど、言えない。怖いと感じてしまって・・・という方は多いと思います。私も過去に5回転職をしていますが、辞めることを伝えるときは怖い感情がありました。それをどう乗り越えたか、対処法について経験談もまじえながら解説しています。
Contents
仕事を辞めたいけど言えない、切り出すのが怖い
退職理由は人それぞれですが、仕事を辞めようと決意したら、辞めることを上司に伝える必要があります。
でも・・・退職の意思を伝えようと思っても、上司に伝えることを考えると怖くなってしまい、なかなか切り出せない。
退職したいのに言うことができないまま日々過ぎ去っていく・・・
といった方も多いのではないでしょうか。
辞めたいと思っているのに言えない、という状況もストレスが溜まるものです。
今日も上司に辞めたいと言えなかった・・・
このまま退職の意思を言えないままだと、退職のタイミングを逃してしまう可能性があります。
上司に退職することを伝えるための対処法をご紹介します。
怖いと感じて、仕事を辞めたいけど言えない理由
仕事を辞めたいと伝えることを、怖いと感じてしまっていつまでも切り出せない・・・と悩んでいる方も多いと思います。
どうして仕事を辞めたいと伝えることを怖いと感じてしまうのでしょうか。
上司が怖いので、退職を伝えられない
退職を言い出せないケースで多いのが、これだと思います。
「上司が怖いと感じてしまい、退職を伝えられない」
実際に上司がパワハラ気質であったり、そこまでではなくても言葉遣いがきつかったり、普段から怒られたり注意が多い場合、上司とコミュニケーションを取るのが怖い・・・と感じてしまっている方は多いでしょう。
そうした上司の怖さの他、退職を言った時にどういった反応があるか分からないために、切り出すのが怖いと感じられるケースもあると思います。
退職を伝えたら、
「どうして辞めるんだ!」
と怒られるかもしれない。
「普段からミスが多くて怒られているのに、辞めるなんて言ったら、逃げ出す気か!と怒られたらどうしよう・・・」
といった不安がある方もいるかもしれません。
ただでさえ苦手意識がある上司だとすれば、退職を切り出すのはものすごく大きなストレスです。
人手不足で引き止められる
「辞めたい」
と伝えたとしても職場は今、人手不足。
もし自分が今仕事を辞めたら、きっと仕事が回らなくなるだろうから、強く引き止められそうだな・・・
という状況が予想される場合も、退職について言いにくいでしょう。
人手不足で業務量が多く、連日残業続き。
間違いなく、今辞められたら困ると言われそう。
そうした引き止めに対して、自分が強く出られるか不安がある、といった場合も心理的に辞めることを言いにくくしてしまいます。
同僚に負担がかかるのが申し訳ない、退職が言いづらい
自分が辞める場合、業務を誰かに引継ぎしなくてはなりません。
同じように忙しい同僚に、さらに負担をかけてしまうのが申し訳ない・・・
という気持ちがあり、辞めると言いにくい。
そう感じてしまう人は、きっと責任感があり優しい人なのだと思います。
しかし、実際には一人辞めてもなんとか仕事は回るものです。
退職者が出る場合、就業規則で1ヵ月前などに申し出ること、と定めているのはその期間で人の補充をしたり対応をするためです。
逆に仕事が回らない場合、やばいです。
もし人の補充などが無い場合、経営的に人を採用する余裕がないか、ブラック体質な企業であると考えられます。
いずれにしても、仕事が回らないのでは、とあなたが辞めることをためらう必要はありません。
人が辞めてもなんとかするのは会社の責任です。
退職日まで気まずい雰囲気が辛い
退職を伝えた場合、その後ずっと上司と気まずい雰囲気になるのではないか。
退職が決まった後、同僚たちとも気まずい雰囲気になってしまい、職場で孤立してしまうのではないか・・・
と不安になる方も多いかもしれません。
確かにそうした可能性はあります。
私も残念ながら経験したことがありますが、なかなか辛いものがあります。
退職の意思を伝えた後も、退職する当日までも、上司との報連相はありますし同僚とのやり取り、引継ぎなどもあります。
好意的に接してくれる人、刺々しく接してくる人といるのは確かです。
しかし、いずれも退職日までの話です
一時的なものであり、退職日で終わるものだと考えれば乗り切れるのではないでしょうか。
退職日まできまずいから辞めると言えない、よりも我慢し続けて働くことのデメリット・リスクを考えて退職や転職に向けて行動する方が良いでしょう。
入社したばかりで辞めることになる(短期離職になる)
人によっては辞めるタイミングが入社してすぐ、であるかもしれません。
もしくは中途採用されて1年~2年以内など、短期離職となる方もいるかもしれません。
場合によっては試用期間中の退職、もあるでしょう。
短期離職は経歴としては避けたいものです。
その後の転職活動で不利になることも多くなります。
上司からも、
「こんな短期間で辞めて、この後大丈夫なのか。君のことを心配して言っているよ」
と言われて引き止められるかもしれません。
そうしたことも含めて、退職を言いにくい方もいるかもしれないですね。
結論からいうと、短期離職になったとしても20代なら大丈夫です。
転職できます。
30代、40代の場合には短期離職の前に長く勤務していた経歴があれば、アピール次第でなんとかなります。
退職理由についてはかなり突っ込まれますので、どんな質問をされてもポジティブに答えられるようにしっかりと準備しておくことが必要になります。
今は人手不足が深刻な業界が増えています。
条件を厳しくしすぎなければ、仕事は見つかりやすい状況といえます。
短期離職の後の転職について、過度に不安にならなくても大丈夫です。
仕事を辞めたいけど言えない、退職を切り出すのが怖い時の対処法
会社を辞めたいのに、怖いと感じてしまってなかなか言い出せない。
そんな時はどうすれば良いのでしょうか。
退職を伝えられなければ、ずっと辞められません。
そうした状況が続くのも辛いものです。
仕事を辞めたいけど言えない、退職を切り出すのが怖い時の対処法をご紹介します。
信頼できる人に退職を相談する
信頼できる人がいるのであれば、退職することについて相談するのも一つの手です。
職場以外の人に相談するのがよいです。
退職に関することは、職場の人にはしないほうが安全です。
職場以外の人で信頼できる人がいる場合、退職について相談してみる、誰かに話をすることで考えがまとまることも多いです。
自分がこれからどうすべきか、明確になったり、気持ちが固まって退職に向けて切り出すきっかけになることもあります。
また話をしてみると、自分で思ったほど深刻な悩みではなかったり、解決策が見つかったりする可能性もあります。
相談相手としては、退職や転職の経験がある人だと共感して貰いやすいですし、打開策などもアドバイスも貰えいやすいでしょう。
退職に向けて、背中を押してもらえるかもしれませんね。
一人で悶々と悩んでいるよりも、誰かに相談することで状況を打開できることは多いです。
思い切って退職を切り出すアポイントを取る
退職することはもう決めている、撤回するつもりもない。
でも上司に伝えるのが怖い・・・といった場合にはもう思い切って退職を切り出すためのアポイントを取ってしまうこともおすすめです。
声をかけられない・・・といった方は、メールやチャットツールで
「相談したいことがあるので、少しお時間いただけませんか?」
と連絡を入れてしまいましょう。
退職届も日付を入れないものを用意してしまっておくと良いと思います。
切り出しにくい場合には、
「実は・・・」
という言葉とともに退職届を出しましょう。
それで退職の意思は伝わります。
退職を切り出すという第一の壁はこれでクリアできるでしょうから、あとは
「どうして辞めるの?」
といった質問や引き止めの言葉に対して、辞める意思を撤回せずに答えていくだけです。
転職先を決めてしまう
退職を切り出すためにある種の強制力を働かせるのも有効です。
つまり、転職先を決めてしまうことです。
転職先が決まれば、入社日を決める必要があります。
それには、退職を切り出して退職日を交渉しなければなりません。
切り出せない、という方も転職先が決まれば、腹を決めて上司に伝えることができるのではないでしょうか。
在職中の転職活動は時間のやり繰りは大変ですが、頑張って転職先を決めましょう。
退職代行サービスを利用する
どうしても退職のことを言い出せない場合、退職代行サービスを利用する方法もあります。
退職代行サービスとは、退職の手続きをあなたの代わりに行ってくれるサービスです。
どうしても上司の反応が怖くて退職を切り出せない、退職届を受理してもらえない、といったような場合に活用がおすすめです。
退職の意思を代わりに伝えてくれますから、あなたが会社で直接上司に伝える必要はありません。
退職代行サービスの選び方としては、
・一般法人
・労働組合法人
・弁護士法人
の3種があり、できれば会社との交渉を前提として労働組合法人の退職代行サービスを利用されるのがおすすめです。
労働組合法人は会社と交渉が可能です。
有給休暇消化の交渉や、未払い残業代など賃金交渉など必要な場合は、労働組合法人を選ぶと良いでしょう。
例えば、以下などの退職代行サービスが該当します。
仕事を辞めたいけど怖いから言えない・・・そのまま働くとどうなる?
仕事を辞めたいのに、怖くて言えない。
そうした日々が続くと、どういった事態になってしまうのでしょうか。
辞めたいのに働き続けることで起こりえるリスクとしては、以下のようなことが考えられます。
スキルが身に付かない
退職したいと思っている職場で働いていた場合、スキルを身に付けるのは難しいでしょう。
仕事に対してのモチベーションは非常に低い状態だからです。
モチベーションが低いと創意工夫もありませんし、何とか日々仕事を最低限こなしてやり過ごす。
そうした働き方になる方が多いでしょう。
仕事の成果も出にくくなります。
そうすると、上司から注意、指導が入り余計にモチベーションが下がる・・・
そういった悪循環になりやすいです。
市場価値が下がる
仕事を辞めたいと思いつつ、辞められずに時間が経っていくと、その間に年齢が上がっていく可能性があります。
年齢が上がるにつれて転職の難易度は上がってきます。
未経験でも転職しやすい第二新卒といった年齢の間はまだ転職先を決めやすいですが、30代、40代ともなれば即戦力であることが求められます。
今の年齢を考えて、転職の難易度を考慮して転職・退職に向けて早期に動くことが必要です。
辞めたいと言えないのであれば、何らかの手段で退職に向けて動く必要があるでしょう。
身体的・精神的に追い詰められる
辞めたいのに辞められないだけでもストレスですが、退職したい理由が長時間労働、パワハラ、いじめ、などであった場合には、身体的・精神的に不調を起こす可能性が高まります。
そうなると、働くことが難しくなったり、転職活動をすることが難しくなったりします。
うつ病になってしまうと、社会復帰にも時間が必要です。
とはいえ上司がパワハラ気質な場合には、よけいに怖くて退職を切り出せない、といったことはあるでしょう。
そうした場合には、退職代行サービスを上手く利用して退職に向けて動くことを考えてみてください。
相談は無料です。
LINEから気軽に相談することができます。
仕事を辞めたい、でもどうしても言えない時の対処法
仕事を辞めたいけれど・・・
・上司との関係性が悪いので言いにくい
・上司がパワハラ気質なので、辞めたいと言ったら怒られそうで言えない
・自分が辞めることで同僚の負担が増えるのが申し訳なく言いにくい
・職場の雰囲気的に声をかけにくい
といったような場合もあるでしょう。
でも言えないからと、ずっと働き続けるのも辛いですよね。
その場合、今であれば退職代行サービスを利用する方法をおすすめします。
言いにくいと日々会社に行き、ストレスを受け続けてうつ病などになるほど追い込まれるよりは、退職代行サービスを利用して今の状況を抜け出した方がよほど良いと考えています。
退職したいことを言えない場合、退職代行サービスがおすすめ
退職の意思をどうしても言えない、切り出せない場合、退職代行サービスを利用する方法もあります。
近年、退職代行サービスも種類が増えてきていますし、認知度も高くなってきています。
そのため会社の人事担当者も退職代行サービス、ということで手続きを進めてくれやすくなっている傾向もあるようです。
退職代行サービスを利用した方の口コミ・体験談を参考にしてみると、スムーズに退職できた方も多いので選択肢として考えてみてください。
以下に退職代行サービスの特徴をご紹介します。
会社に行かずに退職できる
退職代行サービスを利用する場合、会社に行かずに退職することができます。
自分の代わりに会社に退職意思を伝えてくれて、退職手続きを進めてもらえます。
基本的には会社から連絡が来ることもありません。
出社すること自体が大きなストレスになっていた上に、上司に退職を言い出せないこともストレスだという方は、非常に心が軽くなるのではないでしょうか。
確実に退職することができる
退職代行サービスを利用する場合、確実に退職することができます。
そもそも、退職は労働者に認められていますから、会社側が退職を拒否することはできないのです。
自分自身が退職相談をした場合、引き止められてしまい手続きが進まない・・・
退職日の調整になると話がはぐらかされて困ってしまう、と言ったことが起こる可能性があります。
しかし、退職代行サービスを利用する場合には、そうしたことは起こりません。
出費は確かにありますが、退職手続きを代わりに確実に進めてもらえるのは、大きなメリットだといえるでしょう。
辞めたいと言えないストレスを軽減できる
辞めたいと上司に言えない、という悩みを抱えつつ時間だけが過ぎてしまっている方にとっては、退職代行サービスを利用することで、辞めたいと言えないストレスを軽減できる大きなメリットがあります。
安心なのは労働組合法人の退職代行サービス
先ほども記載しましたが、退職代行サービスは、
・一般法人
・労働組合法人
・弁護士法人
が運営しています。
費用でいうと基本的には、
一般法人 < 労働組合法人 < 弁護士法人
となります。
退職できるだけで良いのであれば、一般法人が運営している退職代行サービスでよいと思います。
しかし、有給休暇の消化や未払い残業代の交渉なども行いたい場合には、会社との交渉が可能な労働組合法人、または弁護士法人の運営する退職代行サービスを利用する必要があります。
弁護士を利用する場合は、ハラスメントや過重労働で体調を崩してしまい、慰謝料請求を行いたい時などに検討となります。
怖がる必要はない。辞められない会社は無い
退職代行サービスを利用することは違法ではありません。
我慢して辞めたい会社に籍を置き、出社を続けて心身ともに支障をきたすことこそ、避けた方が良いと考えます。
退職代行サービスを利用することで、即日退職を認められるケースは多いです。
そもそも労働者には「退職の自由」があります。
労働者には「退職の自由」がある
民法第627条第1項では、
雇用の期間に定めがないときは、解約(=退職)の申入れから2週間が経過すると雇用契約が終了する
と定められています。
辞めたいという決意が固まったら、退職手続きを進めていくことは問題ありません。
仕事を辞めたいと伝えるためにできること、ポイント
仕事を辞めたいとけれど、伝えるのが怖い・・・と困っている方へ、仕事を辞めたいと言いやすくするポイントをまとめると、
・信頼できる人に退職を相談する
・思い切って退職を切り出すアポイントを取る
・転職先を決めてしまう
・退職代行サービスを利用する
などをご紹介しました。
仕事を辞めたいけど怖い・言えない時の対処法 まとめ
仕事を辞めたいけれど言えない、切り出すタイミングが無い・・・とお困りの方へ、いくつか対処法をご紹介しました。
自分で退職交渉を上手く進めることが難しい場合、大きなストレスを抱えていて出社も辛いときは退職代行サービスを利用する方法を検討してみてください。
退職代行サービスを利用する方法も広く認知されてきています。
いつまでも現状から抜け出せずに時間が過ぎるよりも、未来を変えるために一歩踏み出すことをおすすめします。
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