新人看護師 夜勤が辛い、辞めたい。転職しても良い?

夜勤が辛い、辞めたい・・・毎日考えてしまっていて。新人看護師にとって、夜勤はやっぱり辛いものですよね。人間関係もあまり良くないし、今のまま働き続けるよりも、もっとしっかり基礎を学べる職場に転職したい。できれば夜勤のない日勤で、と思うけれど無理かな?
新人看護師が辛いと感じる瞬間はそれこそ本当に多くあります。
看護師の仕事はハード、理想と現実のギャップに打ちひしがれて、さらには体力的にも辛く厳しさを感じてしまって・・・という新人看護師の方も多いのではないでしょうか。
中でも夜勤が辛い、辞めたいという新人看護師は多いようです。
実際、毎日のように看護師を辞めたい、と考えている方も多いかもしれません。
しかし、せっかく夢を叶えてなった看護師。
もっと頑張りたい気持ちもあって、違う職場に転職を考えたりもしている・・・新人看護師で転職するのってどうなんでしょう。
新人看護師 夜勤が辛い、辞めたい。転職しても良い?
ということで、新人看護師の転職について考え方をご紹介しています。
合わせて、新人看護師の転職活動に利用できる転職エージェントについても掲載しています。
Contents
新人看護師 夜勤が辛い、辞めたいのは自分だけ?
何も新人看護師だけが夜勤が辛いわけではありません。
2年目、3年目、もっとベテランの看護師も夜勤が辛い、と感じている人も多いです。
正直、夜勤無し日勤のみの働き方をしたい・・・
と思っているナースも少なくありません。
そして実際に夜勤無し日勤のみの職場に転職する看護師も。
しかし夜勤あっての看護師の給料。
それに夜勤を経験することによって身に付く看護スキルも少なくありません。
そうはいっても夜勤が辛いものは辛い。
新人看護師が夜勤に入る時期
入職して病棟に配属されたら、先輩看護師の指導のもと、基本的な看護技術を身に付けることになります。
まずは日勤のみで働き、仕事に慣れていくことになるのですが、1年目の看護師は分からないことだらけ。
「私は看護師の仕事に向いていないのでは・・・」
と壁にぶつかり、悩んでしまう新人ナースも少なくないようです。
多くの病院ではプリセプター制度を取り入れていますよね。
プリセプターとの相性、人間関係もこの時期の辞めたい気持ちに大きく影響してきます。
新人看護師の1年目、夜勤業務が開始される時期としては、5月が多く、次いで6月、という病院が多いようです。
7月~8月に夜勤に入る、という病院や施設も多く、職場によって差がありますね。
夜勤が辛いと感じる新人看護師は多いです。
夜勤専従で働くならまだしも、日勤、夜勤と不規則にシフトが組まれ、生活リズムも乱れ、体力的にもハード。
夜勤が始まってからも、まだまだ経験不足の新人看護師はストレスも多い時期。
まして苦手な先輩看護師と組むことでもあれば、さらに過度なストレスを受けることにもなりかねません。
夜勤に入りたくない・・・
夜勤が辛い、辞めたいな・・・
実際、看護師の退職理由に「夜勤が辛い」というケースもあります。
夜勤で体調を崩してしまったら、よけいに日勤のみの職場に転職したいと思いますよね。
1年目の看護師が辛いこと
1年目の看護師は特に辛いと感じる事が多く、辛い時期はいつ終わるの・・・?と思い悩みがちです。
辛いと特に感じることが多いものとしては、以下のようなものが挙げられます。
理想と現実のギャップ
新人看護師の多くが病院に入職して苦労することの一つに、リアリティショック、つまり理想と現実のギャップがあります。
夢だった、目標としていた看護師になり、実際に病院に就職して働き始めてみると、そこに待っていたのは厳しい現実・・・
残業時間の長さ、仕事自体も覚えることが多く、看護師の仕事の責任の重さなどもあり、看護師の仕事に向いていないのでは・・・と悩んでしまう新人看護師も多いのではないでしょうか。
思っていた働き方ができない、という悩みを抱えてしまい、看護師の仕事へのモチベーションの低下、ひいては辞めたいという気持ちにつながってしまう可能性もあります。
人間関係
新人看護師に限らず、職場で働き続けていくためには円滑な人間関係が大切です。
特に新人看護師の場合には、指導してくれる先輩看護師、プリセプターとの良好な人間関係が大切と言われています。
残念ながら職場によってはパワハラ、いじめ、といったこともあるようです。
新人看護師の退職理由にも上がることが多い人間関係。
逃げ場がないくらいに追い詰められている場合には、今の職場を辞めて、もっと働きやすい職場に転職するのも方法です。
経験の浅い看護師、第二新卒看護師を積極的に受け入れている病院も中にはあります。
知識不足、スキル不足
新人看護師は当然ですが、知識不足、スキル不足の状態です。
看護師1年目、努力をして仕事を覚えようとしますが、短期間で覚えられることにも限界があります。
長い時間をかけて、スキルを獲得していくことが必要です。
真面目で責任感が強い看護師さんは、怒られたり、度重なる注意によってスキル不足を深刻に考えてしまい、
「看護師に向いていないのかもしれない」
という風に考えてしまうこともあります。
新人看護師が一番辛い時期
新人看護師は辛いことが多いと言われますが、その中でも一番辛い時期っていつなのでしょうか。
人によって辛い時期は異なりますが、
- 受け持ちが始まりだす6月頃
- 夜勤に入りだす7月頃
- 入職してすぐ、4月~6月頃
- 1年目はずっと辛い
1年目の看護師さんの体験談、SNSなどを調べていると、1年目はずっと辛い、毎日辞めることを考えていた、といったような方も。
2年目になっても辛い、といった口コミを見ると、看護師として働く限り辛い時期が続いてしまうのでは・・・と悩んでしまいそうです。
しかし、少しずつですが知識もついて、スキルアップもして看護師として自立できてきた自分に気づいたとき、ちょっと嬉しくなって看護師を続ける気持ちになった、という方も。
あえて1年目の看護師には厳しく指導をしている、といった先輩看護師の気持ちが後でわかった、といったこともありますので、新人看護師として辛い時期が続き、本当にしんどい・・・といった場合には、先輩看護師に素直に辛いことを相談してみるのも良いかもしれません。
新人看護師で夜勤が辛い、いつまで続くの?
体力的にきつくハードな夜勤。
新人看護師でなくても辛いと感じることが多い夜勤。
慣れるまでにはどれくらいの期間がかかるのでしょうか。
多くの看護師さんは、夜勤に慣れるまでに半年~1年くらいかかった、という方が多いようです。
夜勤の業務自体に慣れることもそうですが、勤務時間が不規則になる働き方にも慣れる必要があります。
日勤、夜勤、早出、遅出など、シフトによって一定しない勤務時間。
サーカディアンリズムが崩れることによって、体調不良に悩まされる看護師は少なくありません。
体が慣れてくるまでに数ヵ月、半年程度かかる新卒看護師は多いと言われます。
新人看護師 夜勤が辛い、辞めたい。転職しても良い?
夜勤があるから看護師の給料は高い、というのはあります。
しかし、辛いものは辛い。
夜勤に入るのが辛くて、こわい・・・といった新卒看護師の方もいるかもしれません。
看護師1年目、少しずつ慣れてきたと感じ始めたところで患者さんを受け持ち、そして夜勤業務の自立の時期となります。
大体、12月頃から夜勤の独り立ちも多い時期となるでしょうか。
1人で夜勤業務を任されることになると、それはそれで大きなプレッシャーとなり、再び夜勤が辛い・・・と感じる新人看護師も少なくありません。
人数が少なく、一人の負担が大きい夜勤では疲労からミスをしてしまうのがこわい、という気持ちもあるでしょう。
夜勤が辛くて辞めたい、転職したい、と考えている方は意外と多いようです。
ただし、夜勤が辛くて実際に転職をするのは、考えた方が良いでしょう。
短期離職者に対しての評価は厳しくなりがちですし、辞め癖が付いてしまうという可能性もあります。
転職活動が難航する可能性もありますから、もし転職を目指す場合には今の職場を辞めてしまわずに、在職しながら転職先を探すことをおすすめします。
新人看護師が1年未満で離職するリスク
新人看護師が入職して数ヵ月、1年未満で離職して転職する場合、リスクもあります。
転職先の選択肢が少ない
経験の浅い看護師1年目の転職活動は、選択肢が少なくなります。
多くの病院では即戦力となる看護師を採用したいと考えています。
看護師の中途採用では、臨床経験3年以上といった経験年数を応募条件として書かれているケースも多いです。
新人看護師が仕事を辞めて再就職先を探す場合には、思ったように応募できる求人が見つからず、仕事が再び決まるまでに時間がかかる場合もあります。
第二新卒看護師の受け入れに積極的な病院も確かにありますが、一部と考えて良いでしょう。
短期離職、経験の浅い看護師が再就職するためには、思っている以上に時間が必要になる、といったことはリスクとして抑えておく必要があるでしょう。
中途採用してもすぐに辞めそう、と思われてしまう
1年目、早期退職となる場合。
やはり印象としては、「すぐに辞めてしまうのでは」と思われてしまう可能性があります。
そのため書類選考に落ちてしまい、なかなか面接にたどり着けない・・・といった辛い時期を過ごすことになりやすいのです。
書類選考を通過する重要なポイントは、志望動機、次の職場では長く働きたい、といったことをしっかりとアピールすることです。
採用担当者が面接に呼んで話を聞いてみたい、と思うような志望動機、自己PRを書くことが必要です。
キャリアプランをしっかりと考えて、それに向かって研鑽を積んでいきたい、そのためにこの病院で働きたい、などポジティブな転職理由を書くことも重要です。
自分ひとりではそうした志望動機、転職理由を書くことが難しいと感じる場合には、看護師転職エージェントを利用してアドバイスを貰いながら応募書類や面接対策を進めることをおすすめします。
看護師転職エージェントとしておすすめをしているのは、
などです。
第二新卒看護師の転職支援にも力を入れており、求人数も多いため、情報収集にぜひ活用してみてください。
転職癖が付く可能性
一度、仕事が辛いから・・・と辞めて転職してしまうと、再び辛い状況になった時に、
「辞めようかな・・・もっと良い職場があるはず」
と考えやすくなってしまう可能性があります。
上司に退職の意思を伝えることも、多くの新人ナースにとってはそう簡単ではないはずです。
それは今までに経験がないからです。
しかし一度、退職をしてしまうと2回目のハードルは下がります。
それが積み重なり、年齢に見合わないくらいの転職回数となる看護師さんも。
短期離職を繰り返すと、次の転職はさらに厳しくなってしまいます。
採用担当者は、やはり長く働いてくれる看護師を採用したいと考えています。
仕事を辞める、転職することに対してハードルが低くなるのは避けた方が良いといえます。
転職の難易度が高いリスク
臨床経験を積んだ看護師は引く手あまた、といってよく転職先をすぐに決めることも可能です。
その背景には看護師不足があります。
即戦力として活躍してくれることに魅力を感じるためです。
しかし、経験の浅い看護師の場合、それも短期離職の新人看護師となると即戦力にはなりえません。
中途採用した後、教育をすることが必要となってきます。
そうしたことから、1年目の看護師の年度途中の転職は、厳しくなることが多いといえます。
辞めてから転職先を探す方も多いと思いますが、年度途中で転職が上手くいかない場合には、転職活動の期間が長引く可能性があります。
夜勤が辛い。新人看護師が転職を成功させるコツ
新人看護師が転職を成功させるコツとしては、
- 転職理由を明確にする
- 教育制度が整っている病院に転職する
- キャリアプラン、ビジョンを明確にする
- 志望動機をポジティブに作る
- 希望条件の優先順位をつける
- 転職の知見がある人に相談をする
一人で転職活動を始めると、悩むことも多いと思います。
時間が足りず、情報収集も進まず、悶々とすることもあるかもしれません。
忙しい毎日、看護師求人をじっくりと探し、比較をすることは難しいでしょう。
看護師転職エージェントを利用することで、代わりに希望条件に沿って求人を探してくれますし、経験の浅い第二新卒看護師を積極的に受け入れている病院の情報も貰えたりもします。
転職活動の強い味方となってくれますから、転職エージェントを利用する方法がおすすめです。
夜勤のない職場への転職、仕事は楽になる?
夜勤が本当に辛くて辞めたい場合、体調を崩してしまってもう仕事を続けるのが本当に辛い場合、日勤のみ勤務に切り替えることができれば、仕事を続けるのは楽になるでしょう。
考え方として、夜勤をずっと続ける看護師は少ない、ということがあります。
確かに看護師さんによっては、40代になっても50代になっても夜勤に入る方はいますが、多くはそこまでの年齢になるまで夜勤はしません。
経験を積んだら日勤のみで働けるクリニックに転職して、家庭との両立を目指す看護師も多いです。
夜勤ができないから、職場が見つからない、といったことはありません。
ただ、夜勤で身に付くことも多いですから、そうした経験を積む場は少なくなるとはいえそうです。
夜勤が無い職場に転職することで、楽になることは間違いないないでしょう。
夜勤無しの職場への転職にも活用できる、おすすめ看護師転職エージェント
以下にご紹介する転職エージェントは、夜勤無し日勤で働ける職場の看護師求人も多く取り扱っています。
経験が浅い看護師の転職にも知見があり、ノウハウを持つ看護師転職エージェントをぜひ活用してみてください。
看護師転職エージェントとしておすすめをしているのは、
などです。
第二新卒看護師の転職支援にも力を入れており、求人数も多いため、情報収集にぜひ活用してみてください。