試用期間 退職 バレる
試用期間 退職はバレる?
試用期間は3ヶ月、6ヶ月など企業によって違いますが、正社員として採用されて入社、試用期間中に退職をしてしまった場合。
試用期間の退職という職歴はあまり書きたくないですよね・・・
書かなくて良いなら書きたくない。
でも、もし採用された場合には試用期間中の退職がバレる可能性があります。
そうなると、経歴詐称ということで処分されるかもしれません。
そうはいっても試用期間中に早期離職した経歴があると転職活動が難しい・・・と悩んでいる方向けの転職活動の方法もご紹介します。
Contents
試用期間の退職がバレる場合、バレない場合があります
試用期間に退職した場合、バレる場合とバレない場合があります。
とはいえ、基本的には後日バレると考えて行動した方が良いでしょう。
試用期間中であっても雇用保険に加入している場合、バレる
基本的には、多くの企業では入社日が社会保険加入日となります。
そのため、試用期間中に退職したことを履歴書に書かずに誤魔化しても、転職して正社員採用された場合には、社会保険加入履歴がバレてしまいます。
多くの場合、この流れで前職がある事がバレてしまいます。
経歴詐称が理由で解雇される事例もあります。
早期離職、経歴詐称による解雇、こうした経歴が積み重なってしまうと、再就職は厳しいものとなってしまいます。
試用期間中に雇用保険が未加入ならバレない
正社員での採用なら、試用期間中も基本的には雇用保険に加入するはずです。
しかし、社会保険の負担は大きいため中には試用期間中は加入しない・・・という企業も中にはあるかもしれません。
(それはそれで通常なら問題なのですが・・・)
ただ、試用期間中に退職となってしまった場合には、履歴が残らないので職歴として書かなくてもバレないとはいえます。
とはいえ、社会保険に未加入であることを期待はしないほうが良いでしょう。
大多数の会社は、試用期間中であっても社会保険に加入しているためです。
試用期間の退職理由
試用期間で辞めるには、退職理由があるはずです。
確かに1ヶ月、2ヶ月といった短期間で試用期間中に退職するのは、良い印象を与えるものではありません。
しかし退職理由をしっかりと説明することができれば、面接官も納得してくれますので採用に大きく不利になることもありません。
ただ、退職理由が「思ったような仕事ではなかったから」といったような場合には、そのまま伝えるのはNGとなります。
ポジティブな退職理となるように、言い換える必要があります。
事前に聞いていた条件と違う
入社してみたら、事前に聞いていた条件と違っていた・・・
という退職理由であれば、面接官も納得しやすいといえます。
「事前に聞いていた給料よりも低かった」
「家庭の事情があり地元での採用ということで就職を決めたら、引越が必要な部署に配属された・・・」
「残業時間について、聞いていたよりも圧倒的に多かった」
といったような場合などです。
どういった点が事前に聞いていた条件と違ったのか、退職せざるを得ない状況だったのかなどは説明が必要にはなりますが、しっかり話すことが出来れば面接官も納得しやすい退職理由となります。
残業時間について話す時は、30時間、40時間程度であれば退職理由としない方が良いでしょう。
みなし残業で40時間を既に給与に含めている、といった会社はたくさんあります。
職場の雰囲気が合わなかった
働き始めてみて分かることの一つに、職場の雰囲気、社風があります。
合わない・・・これは無理だ、と思ってしまったら。
もうその職場で働き続けるのが辛くて仕方ない・・・という人もいるでしょう。
入社前には気づくことが出来なかった、客観的に見て倫理に反するような点があれば面接で話しても良いかもしれません。
ただこの退職理由は主観的なものと捉えられることが多いため、他の退職理由を話した方が良いかもしれません。
そもそも試用期間とは
転職活動をしている時、様々な求人を見ることになりますがいずれも、
「試用期間3ヶ月」
「試用期間6ヶ月」
といったように、正社員での採用で試用期間が設定されています。
改めて考えると、試用期間ってなんのための期間でしょうか。
試用期間とは、採用した人材が自社に合っているかどうか、能力はどうなのか、業務に対して適性はあるのかどうか、といったことなどを見極める期間となります。
とはいえ、試用期間だから「自社に合わない人材だからクビにしよう」と簡単に解雇できるものではありません。
調べてみたところ、試用期間中は通常よりも広い範囲で解雇の自由が認められはします。
しかし、試用期間の趣旨・目的に対して客観的に合理的な理由があり、社会通念上相当とされる場合でしか解雇することはできない、とされます。
ですから、企業としては正社員採用する人材はやはりそれなりにリスクを取って採用している、ということになります。
試用期間に退職をするということは
試用期間中に退職されるのは、これまでの採用活動にかけた時間、人的コストを考えると企業としても避けたいことです。
できれば、入社する立場としても試用期間に退職するようなことがないように転職先選びをしたいところですが、転職先がブラック企業であった場合などはその限りではないですね・・・。
自分の精神、身体的な健康を維持出来なくなる場合には、早期に退職するなどの対応は必要といえるでしょう。
なんとなく仕事が合わなかった、仕事が面白くない、といった退職理由となる場合には、情報収集が甘かった可能性があります。
もし次の転職をするのであれば、同じ失敗をしないようにする必要はあるでしょう。
試用期間で退職しても、履歴書に書く必要はあります
試用期間中に退職をしたとしても、履歴書には記載をする必要があります。
確かに試用期間中の短期離職は印象が悪いです。
書類選考で落ちる可能性を高くしてしまうでしょう。
だから、試用期間中の退職については書かずに済ませたい、無かったことにしたい・・・
という気持ちもありますよね。
しかし、試用期間中の退職を隠してもバレる可能性がある以上、履歴書には記載をした方が良いです。
その上で、短期離職をカバーするような志望動機、今後のビジョンなどを書くことに力を入れることが必要です。
面接、入社まではごまかすことができたとしても、その後にトラブルやリスクになる可能性があるのですから正直に履歴書の職歴に書いた方が良いでしょう。
短期離職の後の転職活動は不利、逆転するための転職活動の方法
これなら試用期間中に辞めても仕方無い・・・
といった退職理由の方もいると思います。
しかし、そうした場合でも書類選考は厳しいものとなります。
面接でしっかりと退職理由を説明することができれば、また違うのに・・・といったことを考える方も多いかもしれません。
短期離職の後の転職活動は難しいものとなる場合が多いです。
自力で転職活動をするよりも、少しでも書類選考通過率を上げる、面接に辿りつく可能性を上げるには転職エージェントの活用が欠かせません。
これまでのキャリアによって、転職エージェントを使い分けることをおすすめします。
社会人1年目、2年目 第二新卒におすすめ転職エージェント
社会人1年目、2年目といった経験の浅い方の転職には、第二新卒に強い転職エージェントの活用がおすすめです。
早期離職者もOKの求人を扱っていることもあります。
就職shopのように書類選考なしで面接、というエージェントもありますのでぜひ活用してみてください。
キャリアがある20代の転職におすすめ転職エージェント
転職活動をする場合、大手転職エージェントの利用をお考えになる方も多いと思うのですが、経験の浅い方はなかなか求人紹介を受けられないこともあります。
2年、3年など試用期間中の早期離職前にキャリアがある方は、大手転職エージェントなども利用できるでしょう。
求人数に関しては、大手転職エージェントは非常に豊富です。
退職理由についてもしっかり伝えて、転職をサポートしてもらうと良いでしょう。
非公開求人も多く、転職活動には転職エージェントの活用は欠かせないですね。
20代であれば人物重視、ポテンシャル採用で選考をすすめてくれる企業もありますので、情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。
転職エージェントを活用することで、自力で転職活動するよりも転職成功の可能性を上げることができます。
ぜひ活用されることをおすすめいたします。