仕事辞めたい 甘え
仕事辞めたいは甘え?

入社1年目だけど、仕事辞めたい・・・。でも今、仕事を辞めたいと言うと「甘えてる」と思われてしまうかな?本気で仕事、会社を辞めたいけれどどうしたら良いんだろう・・・?
仕事を辞めたい、と思う瞬間はきっと新社会人に限らず、何度もあると思います。
重要なのは、仕事を辞めたいのが甘えなのかそうではないのか。
甘えではなく、本当に仕事を辞めた方が良いケースなのかどうか。
安易に仕事を辞めたい、と周囲に言うと「甘えている」と言われる可能性は高いです。
甘えではなく本当に仕事を辞めたいのかどうか、一度時間を取って考えてみることをおすすめします。
Contents
どうしても辛いなら、仕事を辞めて転職の検討を
もう無理だ・・・今の会社を辞めよう。
と決めた場合。
転職活動を始めてみることを考えてみてください。
今は、新卒入社1年目、短期離職者も珍しくありません。
新卒入社3年以内には大卒で3割程度、高卒はもっと高い割合で退職・転職をしているのが実情です。
早期退職での転職には確かに不利な面もありますが、1回目の転職であれば思っているほど不利にならないのです。
(だからといって安易に転職するのはおすすめしませんけれど・・・)
転職活動を始めてみて、他の企業の情報を改めて得ることで、今の会社に残ってキャリアを続ける意味も見えてくることがあります。
もちろん、仕事を辞めて転職する方向に加速することもあるでしょう。
いずれにしても、転職活動をすることによって、

仕事を辞めようかな・・・どうしようかな・・・。悩み過ぎて、うつになりそう
ずっと思い悩んでいても、時間だけが過ぎて行ってしまいます。
仕事を辞めたいと悩んでいても、変わらない日々が続く・・・
悩みながらも出社して、重たい気分で仕事。
仕事をしながらも、辞めたい・・・と悩む日々。
そうした日々を続けていては、いつしか本当にメンタルがやられてしまいそうです。
転職活動を始めてみることは、そうした日々を変えることにもなります。
短期離職、第二新卒に強い転職エージェントもある
短期離職者の転職サポートにも強い、第二新卒向け転職エージェントはこちらの記事中でご紹介しています。
⇒ 社会人1年目,2年目,3年目の転職|第二新卒おすすめ転職エージェント
ブラック企業以外で働きたい、もっと長く働きやすい会社を探したい、ホワイト企業で働きたい、など辞めたい理由を解消できる転職先探しを相談してみてください。
あなたが会社を辞めたい理由もしっかり受け止めて、あなたにあった転職先探しをサポートしてくれます。
本気で仕事辞めたいなら、甘えではない
前提として・・・真剣に考えて、
「本気で仕事を辞めたい」
という場合には、甘えではありません。
自分の考えを尊重してあげましょう。
無理に仕事を続けていて、メンタルを損ねてしまう可能性もあるかもしれません。
そうなると、立ち直るまでに1年、2年とかかるケースもあり、正社員として復帰するのが難しくなります。
空白期間が長くなると、再就職には大きく不利になってしまうんですよね。(経験済)
辞めたい、と上司に伝えることもストレスです。
言えない日々を過ごしている間に、精神的に不調をきたしてしまいました。
赤信号で待っている間に、ふらふらと前に出てしまう。
とにかく眠い、朝起きられない。
平日、週末、関係なくしんどい。ずっと辛い。
これはまずいかも・・・と病院を受診しました。
結果として、病院から診断書を貰い、退職となりました。
しかし、そこから復帰までには1年以上を費やす結果となりました。
そうしたことは、避けられるなら避けた方が良いと思っています。
この記事をご覧の方には、同じような轍を踏まないようにしていただきたいなと思います。
本気で仕事を辞めたいのなら、そうした方が良い可能性はとても大きいです。
ただし、甘えなのに辞めたいと考えているケースもあります。
仕事を辞めたいのが甘えといえるケースは、後ほど詳しくご紹介しています。
甘えではなく、仕事を辞めた方が良いケース
仕事を辞めたい、会社を辞めた方が良いケースがあります。
例えば、次のようなことに当てはまる場合には、転職を考えた方が良いでしょう。
労働時間が長い、ブラックな労働環境
残業が長い、毎日終電。徹夜もある。
土日も休日出勤がある、などあまりにも労働時間が長い場合には仕事を辞めたいと思うのは甘えではないといえます。
経験を積むためにあえて、忙しいと分かっていて入社したような場合にはモチベーションも維持できるかもしれません。
しかし、普通に働くことを想定している人にとっては月の残業時間が80時間、100時間と長くなることは辛くて当たり前といって良いでしょう。
繁忙期で忙しいのが今だけ、といったことでも無い場合には、退職・転職を考えた方が良いかもしれません。
仕事量、労働時間に比べて給料が安すぎる
働く目的は給料。
生活のため。
という方も多いでしょう。
そこに、やりたい仕事だから、という理由も付くと良いのですがそうではない方も多いと思います。
仕事量、労働時間に比べて給料が安すぎる場合には、大きな不満にあります。
みなし残業が含まれている割には、給料が低い。
サービス残業が多い。
毎日夜遅くまで働いて、手取り14万、15万。
こんなに安い給料だとやってられない・・・
十分、退職理由となります。
しかし、退職を上司に伝える際には「給料が安い」こと退職理由として言わない方が良いですね。
説得されやすい退職理由だからです。
「もう少し頑張れば、給料を上げるように上層部に交渉する」
「みんな安い給料で頑張っている」
「成果が出ていないのに給料のことをいうのは早い」
もっと説得されにくい退職理由、転職理由を伝える必要があります。
会社の将来性が心配
入社してみて初めて分かる、ということも多いでしょう。
面接では良いことをいっていたのに・・・
・経営状況が悪い
・ボーナスカットが続いている
・人の入れ替わりが激しい
・人間関係が悪すぎ
・コストカットの話ばかり
・仕事が忙しい人、暇な人の差が極端
など、

この会社で働き続けて大丈夫かな・・・?
と心配になることが多々ある場合。
無理して働き続けるよりも、もっといい労働環境、安定成長が望める業界、企業への転職を考えた方が良いかもしれません。
今の職場でのキャリアアップに限界を感じる
働く目的として、キャリアアップにつながる経験、スキルを身に付けたい、ということもありますよね。
しかし、今の職場で働き続けたとしても、そうしたキャリアアップにつながる仕事ができない、無いことに気づいた場合。
早々に転職を考えた方が良いでしょう。
ある程度キャリアを積んでいる方にとっては、キャリアアップにつながらない仕事を何年もするのは時間がもったいないといえます。
転職する、独立・起業する。
または時間があるのでしたら、副業を始めても良いかもしれません。
小さく始めて、足場を固めることも大切です。
仕事を辞めたい・・・と迷っていませんか?
上記のような辞めたい理由である場合には、決して甘えから退職を考えている、とはいえません。
これから先、今の会社で働き続けることが自分にとって、プラスのキャリアとなるのかどうか。
あなたの今の年齢も重要なポイントになりますね。
年齢が上がるにつれて、中途採用で求められるハードルは上がります。
20代後半になると、より実績、スキルなどが採用選考の際に重視されるようになってきます。
年齢的にはまだまだ未経験求人に応募することもできますが、志望動機などはしっかりと作成しなければ面接を突破するのは難しくなってくるでしょう。
転職することに迷いがあるのであれば、一度、自分の市場価値を確認してみることもおすすめです。
転職エージェントに登録をしてみて、どれくらい求人の紹介を受けられるか、といったことからある程度把握することができます。
市場価値が低い場合、求人の紹介を受けられません。
どういった評価を得られるかで、この後の転職活動を考えてみてもいいと思います。
甘えから仕事を辞めたい、と考えられるケース
仕事を辞めたい、といっても「甘え」からくるものでは?
と言われがちなケースがあります。
朝起きるのが辛い
学生時代、フリーターやニート生活と比べると、社会人として働く場合、朝早く起きて準備をし出勤時間に間に合うように家を出る必要があります。
いつまで経っても早起きに慣れることができず、朝起きるのが辛い・・・という方もいるかもしれません。
朝起きるのが辛い、仕事もなんだか辛い。
ああ、仕事を辞めたいな・・・
といった負の連鎖で辞めたいと考えてしまう場合には、甘えといってよさそうです。
ただ、中には夜型の人もいるそうです。
どうしても朝型の生活は、無理。
といった場合には、夜型の生活で働くことができる仕事に転職するなど、働く環境を考えてみることも必要かもしれません。
通勤が辛い
都心部と地方では満員電車の感覚もまるっきり違うといえますが、通勤が辛くて仕事を辞めたいと考える場合、甘えと判断されても仕方ありません。
今時期は時差出勤を認めてくれる企業は増えています。
フレックスタイムも認めてもらえるかもしれません。
時間を前後させることで、満員電車を避けて通勤することができる可能性はあります。
なんとなく仕事がつまらない、辛い
特に明確な理由もなく、仕事がなんとなくつまらない、仕事が辛いと感じる。
このまま働き続けるのもしんどいな・・・と辞めたい気持ちが沸き起こってくる場合は、甘えといっていいでしょう。
特にこうした気持ちがあり退職者が増える時期として、ゴールデンウイーク明けが言われます。
5月病というものです。
長期連休を挟むことで、仕事に行きたくない気持ちが強くなってしまいます。
ゴールデンウイーク明けに仕事を辞めたい、となると甘えだと判断される傾向は強いといえるでしょう。
実際、退職者も増える時期で企業側も頭を悩ませているところもあります。
どうしても気持ちの落ち込みが回復しない時期が2週間以上続くようであれば、心療内科や精神科といった専門医に相談されることも考えてみてください。
仕事のプレッシャーから逃げたい
正社員として働いていると、責任の重い仕事を任される機会も徐々に増えてくるでしょう。
企業によっては、新入社員の時期からいきなり仕事を与えて、負荷をかけるところもあるようです。
仕事をしていれば、プレッシャーは大なり小なりあるもの。
しかし、そうした仕事のプレッシャーが重荷となり、仕事を辞めたいと考える方もいるでしょう。
そうした場合も、甘えと判断されることが多いといえます。
関連記事として、
もご覧ください。
仕事を辞めたい時にやるべきこと
仕事を辞めたい、と思う場合には辞めたい理由を明確にすることが大切です。
上司に質問されたとき、あいまいな返事をすることはできません。
それでは、なんとなく仕事が辛いから辞めたい人、という印象を与えてしまいます。
辞めたい理由を明確にすることで、退職の引き留めにもなんとなく応じてしまう・・・といったことを避けることができます。
次の転職先選びも迷うことなくできるはずです。
仕事を辞めたら問題が解決するのか考えてみる
今の仕事を辞めて、辛いことが解決するのかどうかを考えてみましょう。
辞めた後のことを考えてみることも大切です。
もっと辛い状況が待っている可能性はどうか、といったことも考えた方がいいでしょう。
転職先が見つからない可能性もあります。
どうして辞めたいのか、次はどんな仕事を選べば同じことを繰り返ささずに働き続けることができるのか、といったことまで考えて行動に移ることが必要です。
しっかり考えてから退職手続きを進めなければ、同じ失敗を繰り返してしまうかもしれません。
辞める以外、解決方法がないか考えてみる
仕事を辞める方法以外に、状況を改善できる方法がないかを一度考えてみることも大切です。
上司に相談してみる。
休職して心身を休め、それから退職について考えてみる。
疲れ切っていると、辞めることしか頭には浮かんでこないでしょう。
部署がいくつかあるのであれば、異動を願い出るのも一つの方法です。
転職してすべてが解決、とはならない可能性があります。
場合によっては、今よりもさらに労働環境が厳しくなることもあり得ます。
仕事を辞める、円満退職で会社を辞めるために
どういった理由であれ、辞める場合には円満退職を目指すことが大切です。
退職代行は円満退職には結びつきませんから、利用の良し悪しについては考える必要があります。
上司に相談をする
仕事を辞める、という意思を固めた場合には早めに上司に相談します。
退職者が出る以上、人材を補充したり、仕事をほかの社員が担当しなくてはなりません。
相談が遅れ、退職希望日に近くなってから言い出してしまうと、人員確保が間に合わず退職ができない状況になる可能性もあります。
無理やり退職することは可能ですが、トラブルに発展するおそれもあり、できれば避けたいところです。
前向きな退職理由を伝えること
退職理由は前向きなものを伝えることが大切です。
本当の理由が労働環境、上司との人間関係、会社の先行きが怪しい、といったことであっても、前向きな理由を伝えることが大切です。
その方が引き止められにくい、ということもあります。
退職後も人間関係の良さを維持するためにも、重要といえます。
特に同じ業界で転職する場合には、退職時のトラブル、もめ事などは広がる可能性もありますので注意が必要です。
在職中に転職先を決める
転職活動は、できれば在職中に行い転職先が決まってから退職手続きを始めるのがいいでしょう。
転職先が決まっていることで、退職する気持ちが揺らがなくて済む、ということもあります。
また退職してからの転職活動だと、いつまでも転職先が決まらずに支出ばかりがあり貯蓄が底を尽く・・・といった恐れもあります。
お金がない状況になると、ブラック企業でもいいから働いて稼がなくては・・・という心理になる可能性があります。
特に早期退職してしまうと、転職活動が厳しくなるため、転職活動が長引くかもしれません。
一刻も早く退職しなくては心身ともにまずい状況であれば、すぐに退職した方がいいでしょう。
そうでない場合には、できるだけ転職先を決めてから辞める、といった流れがいいのではないでしょうか。
短期離職、第二新卒に強い転職エージェント
仕事を辞めたい・・・と悩んでいる方の多くは、社会人1年目といった方ではと思います。
それまでの生活はまるっきり違う社会人の生活は、辛いことも多いかもしれません。
少しずつ乗り越えていけるといいのですが、労働環境によっては、難しいこともあるでしょう。
仕事を辞めたい気持ちが甘えではなく、転職した方がいいケースもあります。
そうした場合、サポートを利用しながら転職活動を進めた方がいい結果が得られることも多いです。
短期離職、経験の浅い人の転職支援に強い、転職エージェントはこちらの記事でご紹介しています。
⇒ 社会人1年目,2年目,3年目の転職|第二新卒おすすめ転職エージェント
次の転職先は働きやすい会社を見つけたい、未経験歓迎の企業を探したい、第二新卒歓迎の企業を知りたい、といった場合にはおすすめです。